レッジョ・エミリア・アプローチって何??

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2023年3月6日

レッジョ・エミリア・アプローチって何??

皆様、いつもお世話になっております!

まんまるキッズ鶴見教室のさとうでございます。暖かい日が増えてきたと思ったら寒い日が突然来て、まさに『三寒四温』だと思う毎日ですね。皆様、いかがお過ごしですか?

 

今週の児童発達支援ではレッジョ・エミリア・アプローチに取り組みたいと思います。

レッジョ・エミリアとは、あまり聞き慣れない言葉ですよね。もともとは、イタリア北部にある都市の名称レッジョ・エミリアでこのレッジョ・エミリアから発祥した教育法になります。(佐藤も大好きなパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ発祥の地でもあります)

レッジョ教育の大きな特色は、デザイナーやアトリエリスタ(芸術家)とペタゴジスタ(教育専門家)が、共同で保育活動をしているところです!「子どもは100人いれば100人の個性があり、100の可能性がある」という考えが、レッジョ・エミリアの基本となります。

例えば、保育園の廊下には、作品を作る時の素材が並べられています!ビーズや貝殻、ビー玉や木の葉など、沢山の種類があります。その素材を、手で取って触ったりもできちゃいます!リサイクル素材や、企業から出た廃材など、色々な自然素材にあふれており、子どもたちの豊かな心を、自由に表現する事ができます!

また、ある幼児教室では光と影の対比を体験する「影絵遊び」がいつでもできるよう、OHPが備えられていたり、万華鏡の中にいるような体験ができる鏡3枚が、三角形に設置してあったり、ドラムセットやコンピュータなど、いつでも自由に遊ぶ事のできる環境が整備されています!カリキュラムにはマニュアルがなく、大体の目標だけを保育者が示し、進む方向を推測し、適切な準備をしていきます。

レッジョ・エミリアは、お子様一人ひとりの感性や意思、個性を尊重し、それらを伸ばしていく事を目指しています。一人ひとり能力は違っており、それぞれに尊重されなければいけません。「共に生きる」という考えのもと、独自の理論と実践で子育てを行っていくことこそが、レッジョ・エミリア・アプローチの理念なのです!

長文失礼いたしました。

 

この理念のもと今週は活動が出来ればと思います。本当であればチームで行うとのことですが、今回は指導員とお子様のチームで取り組みたいと思います!!

基本的にはダンボールと糊とガムテープとクレヨン・マジックのみ用意してお子様の創造力にアプローチしていければと思います!皆さんよろしくお願いいたします!