佐藤先生のちょっとしたコラム 番外編(議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ)

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2023年4月24日

佐藤先生のちょっとしたコラム 番外編(議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ)

いつもお世話になっております!!まんまるキッズの佐藤でございます。

今までは、療育方法やまんまる式ペアレントトレーニングについてコラムを書いてきましたが、今回は趣向を変えて(ネタ切れです(笑))、偉人さんの療育エピソードを紹介したいと思います。(後で違うよ~という意見はしっかり受け止めます)

 

まずは、佐藤先生も大好きな有名人、坂本龍馬さんについてご紹介したいと思います。

ご存じ、坂本龍馬。佐藤は福山雅治さん主演の『龍馬伝』では勝海舟役の武田鉄矢さんが好演だったと思っています。

坂本龍馬と言えば、『船中八策』を後藤象二郎に進言し土佐前藩主山内容堂公を動かし江戸幕府に対して『大政奉還』を進言した他、薩長同盟等、明治維新の立役者で、日本で初めて亀山社中という会社を作った人で有名ですが、そんな坂本龍馬は子供の頃。おねしょ癖がひどかった他、泣き虫で勉強が出来ず、いつもいじめられていたという記述が残っています。まるで某青いネコ型ロボットの主人公の少年に非常に酷似しています。

また手紙に対しても誤字脱字が多く見られたとのことです。

また龍馬は、剣術では複数の流派(小栗流、北辰一刀流剣術、薙刀術)で免許皆伝を得るなど過集中の傾向があるのに対し、塾は中退し、恩師・勝海舟と土佐藩主・山内容堂公の赦免にもかかわらず二度脱藩を繰り返すなど、組織の秩序には馴染めなかったとの記述が見られます。また遠慮がなく、人の話を聞かずよく居眠りしていたという同時代人の記録があることから、最近の研究では注意欠陥多動性障害の可能性が高いとの話も聞かれます。

しかし、注意欠陥多動性障害の特性として、行動的でアグレッシブ、新しいものに目ざとく物知り、積極的なコミュニケーション、アイデア豊かな連想力、好きなことへの過集中、頭の回転が速い、強い感受性等が挙げられます。

この行動的な部分や積極的なコミュニケーションは薩長同盟の立役者として表れている他、新しもの好きはアメリカやイギリス等の政治体系や文化の修得、頭の回転力や物知り、アイデア豊かな部分は『船中八策』や『大政奉還』(恐らくは勝海舟等からの知識もあると思います。)、すきなことへの取り組みは北辰一刀流の免許皆伝等に表れています。ちなみに北辰一刀流の免許皆伝は刀ではなく薙刀の免許皆伝のようです。

佐藤としては坂本龍馬がこれだけの偉業を成し遂げた裏には姉、坂本乙女の功績が大きいと思います。坂本乙女は塾を中退した後も、龍馬を叱咤激励しながら学問・武芸を叩きこみ、母親の代わりに慈しんだと伝えられています。龍馬は脱藩後も事あるごとに、乙女に手紙で相談したりと、かなりの筆まめだったとのことです。

どんなに偉大な原石の塊でも、磨かくなくては輝かない!!佐藤の療育もそうであればと思います!!

ちなみに佐藤は龍馬の名言では主題の『議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ』が一番好きです!!その場の議論でなく高い目標を見据えて言葉を交わす。佐藤もそのようにお子様や皆様と言葉を交わしたいと思います!!次点は死ぬときはたとえドブの中でも前のめり。ですが、これは中国の故事「礼記」の言葉みたいですね。

では今月も残り1週間、まんまるキッズのスタッフ一同頑張りたいと思います!!